ESET、国際的なサイバー防御演習「Locked Shields 2024」に参加 NATOの実践的な演習でスロバキアのサイバー防御強化を支援

次の事例へ

ヨーロッパに拠点を置くサイバーセキュリティ業界のグローバルリーダーであるESET(本社:スロバキア)の専門家は、スロバキア共和国とハンガリー軍の合同チームとして、世界最大規模かつ最も複雑なサイバー防御演習「Locked Shields(ロックド・シールズ)2024」に参加しました。NATOのCooperative Cyber Defense Centre of Excellence(CCDCOE:サイバー防衛協力センター)が毎年実施しているこの実践的な演習は、サイバー攻撃への対処能力の向上やサイバーセキュリティ動向の把握を目的とし、NATO加盟国32か国を含む40か国が参加しました。ESETは、セキュリティソリューションの提供と50名以上の専門家を派遣し、中央ヨーロッパ諸国で最高クラスの成果を収めました。

第14回目となる本演習は、「Cooperation Is Our Protection(協力こそが保護)」というスローガンのもと、チーム間の協力体制が重視されました。ESETはスロバキア・ハンガリーの合同チームに防御能力を提供し、特にサイバー脅威インテリジェンス、クライアントサイドの保護、フォレンジック、戦略的コミュニケーションの各分野で上位3位入賞に貢献しました。また、スロバキア・ハンガリーのような2か国の合同チームで構成される18の参加チームの中で、総合4位を獲得しました。

スロバキア・ハンガリーの合同チームは戦略的目標を見事に達成しましたが、この成果は専門知識や最先端のセキュリティテクノロジーだけによるものではなく、参加者のコミュニケーションと緊密な協力関係があったことが大きな要因でした。チームの参加者は、国家機能を麻痺させ、国民の不安をあおることを目的とした大規模サイバー攻撃から、架空の国「ベリリア」の重要インフラを守るために協力しました。

ESETのCTOである Juraj Malcho(ユーライ・マルホ)は次のように述べています。「Locked Shieldsは、すべての加盟国、その国民、企業、重要インフラの保護レベルを向上させます。これは『協力こそがNATO最大の強み』という概念を促進させるものです。ESETは、サイバーセキュリティ、フォレンジック、脅威インテリジェンス、法律、戦略的コミュニケーション分野におけるESETの専門家とESETのXDRソリューションのプラットフォームであるESET PROTECT(イーセット プロテクト)を提供し、この実践演習でスロバキア国防省を支援できたことを誇りに思います。共に協力し合うことで、混乱や破壊を引き起こそうとする強力な敵にも対抗することが可能になります。」

スロバキアチームは、スロバキア軍情報部局のサイバー防衛センターが指揮を執りました。スロバキア政府からは、国防省、財務省、内務省、運輸省、外務省の専門家が参加しました。ESETの専門家とテクノロジーは、サイバー攻撃の迅速な検知・対応に貢献しました。また、スロバキア支社のPalo Alto Networksとモバイルネットワーク事業社のOrange Slovensko a.s.の専門家も、インフラの保護と管理において協力しています。サイバースペースにおける法律の分野では、SIGNUM legal s.r.o.の専門家、ブラチスラバのスロバキア工科大学とコメンスキー大学、ミラン・ラスティスラフ・シュテファーニク陸軍士官学校の優秀な学生と教授、海外の大学で学ぶスロバキアの若手人材も代表チームを支援しました。

 

ESETについて

ESETは、最先端のデジタルセキュリティで攻撃を未然に防ぎます。ESETは、AIと人間の専門知識の両方を取り入れて、既知のサイバー脅威や新たなサイバー脅威を防止し、企業、重要インフラ、そしてユーザーを保護します。AIを活用したクラウドファーストのESETのソリューションとサービスは、エンドポイント、クラウド、モバイル保護のいずれの分野においても、優れた利便性と効果を発揮します。ESETのテクノロジーには、堅牢な検出と応答、極めて安全な暗号化、そして多要素認証が含まれます。24時間365日体制でリアルタイムに攻撃を防ぎ、お客様一人ひとりに合わせた強力なサポートを提供し、ユーザーを保護し、サイバー攻撃による業務の中断を防止します。デジタル環境が常に進化し続ける中で、セキュリティにも先進的なアプローチが求められています。ESETは、研究開発センターと強力なグローバルなパートナーネットワークを活用し、世界最高クラスの調査研究と強力な脅威インテリジェンスを提供しています。詳細は、www.eset.comをご覧ください。また、LinkedInFacebookTwitter(X)でフォローしてください。